チャーガはサルノコシカケの一種で白樺などカバノ類の幹に寄生、10~15年かけて成長するキノコです。
白樺の木を枯らしてしまうほどの生命力で白樺の癌とも言われています。
原産はロシアで1950年代から60年代にかけて多くの研究がされていたようです。これまであまりにも希少だったため幻のキノコとも呼ばれていたそうです。近年ではテレビなどで話題になったため、知っている方も多くいらっしゃるでしょう。
ロシアでは古くからチャーガの薬効が知られていてお茶や薬用酒として利用されてきたそうです。チャーガを飲む習慣のある村では癌患者の数が極端に少ないといわれています。
ロシアのノーベル賞作家ソルジェニツインの『ガン病棟』で一躍脚光を浴びたキノコです。
タンパク質・脂肪・灰分・食物繊維・糖質・エルゴステロールやビタミン類・ミネラル類の他、フラボノイド・トリテルペノイド・アルカロイド・プテリン・アガリチン酸・イノシトールなど。フラボノイドには、活性酸素、高血圧安定、抗アレルギー作用があります。
β-グルカンなどの多糖類が他のキノコに比べて豊富に含まれており、抗酸化酵素(S.O.D)の含有率がアガリクスの24倍、ケールの60倍、ほうれん草の250倍もあるということで脚光を浴びています。
チャーガは、抗酸化酵素が活性酸素をおさえることでさまざまな病気に効果があるとされています。
高血圧、エイズ・インフルエンザウィルス、アトピー性皮膚炎や他のアレルギー疾患、動脈硬化 、消化器系の疾患、冷え性、老化防止 。特にインフルエンザウィルスやHIVウィルスを抑制する効果が高いということが実証され、ますます注目を浴びています。
1973年、ロシア・レニングラード第一医科大学では、癌化する可能性の高い重症の胃潰瘍患者150人に「チャーガ」を飲ませたところ、従来の単独治療よりもはるかに早く治癒したそう。さらに、退院後の10年間「チャーガ」を飲み続けた結果、1人の癌患者も出なかったという驚異的な実話もあるといいます。
などチャーガ茶を飲んだ人は、病気そのものより体調がよくなったという声が多いようです。